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ふるさと案内所主催の「馬産地ツアー」開催

2009年10月15日 14時48分

JBBA日本軽種馬協会の「競走馬のふるさと案内所」が主催する「2009秋の北海道馬産地見学ガイドツアー」が、10月9、10、11日の2泊3日の日程で行われ、全国から集まった約40名のツアー客が憧れの名馬との再会を楽しんだ。
このツアーは同案内所が初めて企画。前日に日本列島を襲った台風18号の影響でツアー催行が心配されたが、参加者は前もって道内入りするなどし、多くの応募の中から抽選で選ばれた参加者が元気に顔を揃えた。
9日朝、新千歳空港に集まった一行は、馬産地へ向け出発。3日間で社台スタリオンステーション、JBBA静内種馬場、ビッグレッドファーム、アロースタッドといった有名種馬場、JRA日高育成牧場、JRAウインズ静内、競走馬のふるさと日高案内所、ノーザンファームなどの施設や、シンボリ牧場、優駿スタリオンステーションといった普段は見学できない牧場などを精力的に見て回った。ツアーには案内所スタッフのほか、本誌でも健筆を振るうターフライターの村本浩平氏らが同行。産地の情報や種牡馬の近況を交えながらエスコートした。
ツアー2日目には、新ひだか町の北海道市場で、人気種牡馬の頭絡やゼッケン、蹄鉄などのお宝レアグッズを出品してチャリティーオークションを開催。セリ方式でオークションに掛けられ、23品で総額28万3500円を売り上げた。売上金の一部はホッカイドウ競馬の協賛レース「2009馬産地見学ガイドツアー特別」に充当。さらに、ファンへのプレゼントグッズの費用に当てられるという。
ツアー参加者は「朝早くから移動するというハードなスケジュールだったが、次から次へと出てくる名馬たちに圧倒されました。種牡馬パンフレットなどのお土産まで付いて、夢のような3日間でした。来年も開催してほしいですね」と満足そうな笑顔を浮かべていた。

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