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ムーンバラッドら4頭が種牡馬引退、英国へ

2009年10月08日 15時15分

新冠町の優駿スタリオンステーションに繋養されていたムーンバラッド(牡10歳、父シングスピール)、グランデラ(牡11歳、父グランドロッジ)、ダージー(牡8歳、父シーキングザゴールド)と、日高町のダーレー・ジャパン スタリオン コンプレックスに繋養されていたディクタット(牡14歳、父ウォーニング)が、今シーズンを最後に種牡馬を引退し、英国で余生を過ごすことになった。
ムーンバラッドは2003年のG1ドバイワールドC優勝馬。現役引退後の04年に同SSで種牡馬入りした。これまでに3世代がデビュー。JRAでは18頭で23勝をマークしている。
世界3カ国のG1を制したグランデラは、ムーンバラッドとともに04年に種牡馬入り。これまでに3世代がデビューし、カネトシコウショウ(G3ユニコーンS3着)らが活躍している。
“ゴドルフィン最強馬”ドバイミレニアムの全弟であるダージーは、05年に種牡馬入り。初産駒は現3歳となる。
ディクタットは1999年の欧州古馬スプリントチャンピオン。昨年日本に輸入されたが、体調を崩したため2シーズンの供用で帰国することになった。今春誕生した本邦初産駒の評判が良かっただけに、引退を惜しむ声が上がっている。
4頭はすでに新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会静内種馬場で出国検疫中。10月中旬に英国へ向け、出発する。

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