ニュース

中央 その他

JBBAが人気種牡馬ヨハネスブルグを導入

2009年10月08日 15時15分

JBBA日本軽種馬協会は10月5日、米・アシュフォードスタッドの人気種牡馬ヨハネスブルグ(牡10歳、父ヘネシー)の購買契約を締結したことを発表した。来春から新ひだか町のJBBA静内種馬場で供用を開始する。
同馬の競走成績は愛英仏米10戦7勝。2歳時に愛G1フィーニクスS、仏G1モルニ賞、英G1ミドルパークS、米G1BCジュベナイルなど7戦全勝の成績を収め、全米・欧州最優秀2歳牡馬に選出された。
現役引退後の2003年に米国・豪州で種牡馬入りすると、初年度産駒からスキャットダディ(米G1フロリダダービー、米G1シャンペンS)、セージバーグ(仏G1イスパーン賞)、ターフフォンテン(豪G1MRCサールパートクラークS)とG1ウイナーを輩出。06年はファーストシーズンサイアーランキング勝馬数第1位に、07年はセカンドシーズンサイアーランキング勝馬数第1位になるなど、これまでの4世代でG1勝ち馬3頭を含め19頭のG(LGを含む)ウイナーを送り出している。
現在、同馬は南北両半球を股にかけるトップシャトル種牡馬としてアルゼンチンで供用中。日本には来年1月下旬に輸入されることになっている。到着後は輸入検疫を経て、2月上旬に繋養先となるJBBA静内種馬場に到着予定。来春の種付料は未定となっている。
父ヘネシーは01年に1シーズンだけ日本でシャトル供用され、サンライズバッカス(G1フェブラリーS)らを送り成功。世界で名声を高める同馬には、その後継として注目が集まっている。導入に尽力したJBBAの中西信吾業務部長は「自身もそうですが、産駒は芝・ダート、距離の長短を問わない活躍を見せています。日本競馬のニーズに合った魅力的な種牡馬だと思います」と期待のニューフェイスに夢を広げていた。

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ