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東京都馬主会の購買馬が移動

2009年09月17日 15時10分

TCK大井競馬の馬主組織である東京都馬主会が今年の1歳市場で購買した奨励馬10頭が9月11日、それぞれの育成牧場へ移動した。
今年、同馬主会は7月のJRHAセレクトセールで2頭、HBAセレクションセールで5頭、8月のHBAサマーセールで3頭の合計10頭を、総額8410万5000円で購買。奨励馬として希望馬主に抽選で配布した。
購買馬はこの日、新ひだか町の北海道市場に集合。大井競馬の担当獣医師らによる馬体検査を受けたあと、馬主、調教師が依頼した預託先へ引き取られた。購買馬を引き渡しに来た生産者は「東京都馬主会のような団体購買は大変貴重な存在。頑張ってほしい」と愛馬にエール。引き継いだ育成牧場のスタッフは「購買された馬主、調教師の期待に応えていきたいですね」と気を引き締めていた。
奨励馬は同馬主会が購買した馬を希望馬主に抽選で配布する制度。馬主には同馬主会から補助金が出る。競走馬資源の確保のため1998年まで実施されていたが、昨年10年ぶりに復活。昨年は8頭を購買し、市場振興にひと役買った。なお、その中からすでに8月の新馬戦を圧勝したショウリュウ(牡2歳、市村誠厩舎、父バゴ)が登場している。

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