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4年連続で4000頭突破、社台SS種付頭数

2009年09月17日 15時10分

国内最大の陣容を誇る種馬場、安平町の社台スタリオンステーションは9月11日、今シーズン(北半球シーズン)の種付頭数を発表した。
同SSの今シーズンの繋養種牡馬は33頭。シーズン途中、アグネスタキオンが急死、アドマイヤメインが南アフリカへ輸出されるなどしたが、総種付頭数は4090頭を記録した。30頭で4216頭を数えた昨シーズンを下回ったものの、2006年シーズンから続く4000頭超えを達成。100年に一度の大不況の中、「例年並みの頭数を確保できた」(同SS)としている。
その繋養種牡馬33頭の中で最も多くの種付頭数を記録したのは、ネオユニヴァースで251頭。初年度産駒からダービー馬のロジユニヴァース、皐月賞馬のアンライバルドらを送り出したことで人気を独り占め。昨シーズンの169頭から49%アップとなり、07年と並んで自己最多タイの数字をマークした。
2位は安定した産駒成績を収めるクロフネで212頭。以下、シンボリクリスエスの207頭、フジキセキの203頭と続き、上位4頭が200頭の大台を突破した。
ネオユニヴァースのほか、前年から大きく数字を伸ばしたのは、JRA総合リーディングのトップを快走するマンハッタンカフェ(前年比42頭増)と、牝馬2冠を軽々と達成したブエナビスタの父スペシャルウィーク(同47頭増)。さらに昨シーズンから種付けを再開したウォーエンブレムも(同30頭増)復活の兆しを見せた。
新種牡馬では女傑ダイワスカーレットの交配種牡馬として一気に名を高めたチチカステナンゴが152頭でトップ。2冠馬メイショウサムソンは101頭、天皇賞馬アドマイヤジュピタは94頭だった。なお、6月に急死したアグネスタキオンの種付頭数は198頭。来年生まれるラストクロップには注目が集まりそうだ。

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