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「Aiba登別室蘭」がオープン(ホッカイドウ競馬)

2009年08月20日 15時09分

ホッカイドウ競馬の道内13カ所目のミニ場外発売所となる「Aiba(アイバ)登別室蘭」が8月18日、登別市にオープンした。
同競馬は昨年度から、北海道が策定した「改革ビジョン」に基づき、公募入札制度による民間活用型場外を展開。同場外はその3号店となる。
同競馬関係者や登別市職員、地元町内会関係者など約100名が出席した開所式で、三輪茂HRA北海道軽種馬振興公社理事長は「この場外が盛り上がることで、ホッカイドウ競馬、馬産地、地元の活性化に繋がる。地域の娯楽施設として育ってほしい」と開所へ向け尽力した関係者へ感謝。祝福に駆けつけた小笠原春一登別市長は「ミニ場外はホッカイドウ競馬の経営改善に欠かせないもの。市としても地元の雇用促進に貢献している。ファンや地域住民の意見を大事にし、生活環境の維持と安定的な発展を望んでいます」とエールを送った。
同場外は、ローサイド店舗が集まる幹線道路沿いの旧パチンコ店をリニューアル。敷地面積は4305平方メートル、収容人数は700名で、客席230席、駐車場170台を備える。発売窓口は自動発売・払戻機6台、有人払戻窓口1窓。場内にはインフォメーションコーナー、スポーツバー「CafeAiba」、地域情報コーナー、防犯インフォメーションのほか、ミニ場外としては初となる「地域交流室」も設けた。ゆったりと楽しめる開放的な雰囲気を持つ同場外は、昨年11月に閉鎖された室蘭場外発売所(JRAウインズ室蘭内に開設)に代わる施設として、大きな期待が懸けられている。
オープン当日は午後2時の開門と同時に、オープンを待ちわびたファンが来場。先着200名にプレゼントされた地元登別産の「ナメコ」やエコバッグはアッという間になくなった。馬券は同競馬のほか、ばんえい競馬や南関東など全国地方競馬のレースを発売。同競馬については一日330万円の売り上げを見込み、年間(82日間)で2億7000万円を計画している。

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