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皐月賞馬ヴィクトリーが引退、社台SSに入厩

2009年08月20日 15時09分

2007年の皐月賞馬ヴィクトリー(牡5歳、父ブライアンズタイム)が現役を引退し、8月17日、安平町の社台スタリオンステーションに入厩した。
同馬は早来町(現・安平町)のノーザンファームの生産。半兄にリンカーン(阪神大賞典)、おじにフサイチコンコルド(ダービー)、アンライバルド(皐月賞)などがいる。
06年11月の新馬戦を5馬身差で圧勝すると、ラジオNIKKEI杯2歳Sはフサイチホウオーの2着に惜敗。続く、3歳初戦の若葉Sを勝って臨んだ皐月賞では、サンツェッペリンの追撃をハナ差退け、初重賞制覇をクラシックで飾った。その後は神戸新聞杯3着、京都記念3着など、クラシックホースとしての能力の一端は見せたが、勝ち鞍を挙げることはできず、今年5月の金鯱賞が最後のレースとなった。競走成績は16戦3勝、総収得賞金は2億862万7000円。
13日付で現役登録を抹消した同馬は、休養先だったノーザンファームから17日夕方、社台SSに移動。さっそく来シーズンに向けての準備に入った。レースでは気性の激しさが災いしたが、優れた心肺機能、能力の持ち主だったことは疑いのないところ。同SSでも「ガッチリとした馬体は父ブライアンズタイム譲り。種牡馬としても優秀な血統なので楽しみです。サンデーサイレンス牝馬との相性も良さそうですので可能性は広がりますね」と期待を寄せていた。

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