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IBBA中・西部振興会が「ナイター観戦ツアー」を開催

2009年08月13日 14時45分

ホッカイドウ競馬グランシャリオナイター開催中の門別競馬場で8月11日、IBBA胆振軽種馬農協中・西部振興会が主催した「ホッカイドウ競馬グランシャリオナイター観戦ツアー」が行われ、40名のツアー客が目の前で繰り広げられる白熱したレースに歓声を上げた。
同振興会は、胆振の中西部地区の軽種馬生産者で組織。昨年までは会員の親睦を深めるための旭川競馬観戦を実施していたが、同競馬場の撤退と参加者の減少もあり、一般ファンを対象とした観戦ツアーを初めて企画した。
同競馬公式ウェブサイト、苫小牧の地元紙、同競馬ミニ場外「Aiba(アイバ)苫小牧」などでツアー参加者募集を開始すると、すぐに申し込みが殺到。関係者の席を確保するのに苦労するほど大きな反響があった。
ツアー客は地元苫小牧市民がほとんど。中には初めて競馬を見る人、遠く登別市から参加する熱心な競馬ファンもいた。JR苫小牧駅前に集合した一行は、バスに乗り込み、一路競馬場へ。車中では同競馬専門紙「競馬ブック」が全員に配られ、初心者には新聞の見方、馬券の買い方などがレクチャーされた。
競馬場では「とねっこ広場」に用意されたテーブルで、名物の生ラムジンギスカンに舌鼓。夜霧の中を駆けるサラブレッドの姿に魅了された。さらにこの日はツアーを記念し、同振興会の協賛レース「ナイター競馬ほのぼの観戦ツアー特別」を実施。パドック解説には社台スタリオンステーションの徳武英介振興会長が登場し、ツアーの参加者がプレゼンターの大役を務めた。
ナイター競馬を満喫した参加者からは「とても楽しかった。またツアーを企画してほしい」と大好評。ツアーを引率した徳武会長は「最初はどれだけ参加者が集まるのか不安でしたが、一般の方の潜在需要があるのが分かりました。振興会として、これからも地元ファンの掘り起こしに取り組んでいきたいですね」と、ツアー客の喜ぶ笑顔に満足そうな表情を浮かべていた。

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