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ラムタラの母スノーブライドが死亡

2009年06月24日 13時32分

現地時間6月10日、1989年の英オークス馬で、産駒から1995年の欧州最優秀3歳牡馬ラムタラUSAを送ったスノーブライドが、繋養先の英ダルハムホールスタッドで安楽死処分となっていたことがわかった。著しい老衰によるもので、23歳だった。
1986年生まれのスノーブライドは、父ブラッシンググルーム、母アワーシフ(G1・2勝、G1凱旋門賞3着)、母の父スノーナイトという血統の米国産馬で、現役時は英仏で2~3歳時7戦5勝。3歳時(1989年)のG1英オークスでは2位入線も、1位入線のアリーサが禁止薬物検出で失格となったため、繰り上がりで優勝。他にG3ミュージドラS、G3プリンセスロイヤルSも制しており、のべ重賞3勝を挙げている。
4歳時(1990年)から繁殖入り。6歳時(1992年)に産んだ2番仔ラムタラUSA(牡父ニジンスキー)は、G1英ダービー、G1凱旋門賞、G1キングジョージVI世&クイーンエリザベスSを含む4戦無敗と活躍、1995年の欧州最優秀3歳牡馬に選出された。後に日本へ種牡馬として輸入され、産駒からメイショウラムセス(富士S)、マサノミネルバ(エーデルワイス賞)らを送っている。
6番仔のサイタラ(牝父シーキングザゴールド)も仏G3オマール賞勝ち馬となっており、産駒からの重賞ウイナーは2頭。他に、準重賞勝ち馬が1頭、重賞で3着以内のある産駒が1頭、準重賞で3着以内のある産駒が2頭おり、産駒成績は総じて良好だった。20歳時(2006年)に産んだ13番仔コンコルディア(牝父ピヴォタル、現役フランスで3戦1勝)が最後の産駒になる。

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