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3歳馬アートコナサーが優勝/GジュビリーS

2009年06月24日 10時25分

◇ゴールデンジュビリーS(英G1)
【グローバルスプリントチャレンジ第3戦】
6/20 アスコット 3歳以上
総賞金49万500ポンド 1着賞金27万8456.85ポンド
芝6ハロン(直線) Good To Firm(良) 14頭 1分14秒90
1.アートコナサー
牡3 鹿毛 123ポンド アイルランド産
父ラッキーストーリー
母ウィズオアウィズアウトユー
母の父デインヒルUSA
2.キャノンボール
(セン4 130ポンド 父キャティーナス)
3.レッスンインヒューミリティ
(牝4 127ポンド 父ムジャディル)
着差:クビ、2-1/2、1-1/2
・馬主/R.グリーン
・調教/M.ベル(英)
・生産/D.マクドネル
・騎手/T.ケアリー
G1キングズスタンドSを制したシーニックブラストが中3日を嫌って、テイクオーバーターゲットAUSが直前に熱発してそれぞれ回避。それでも、香港のチャンピオンスプリンター・セークリッドキングダムや、南アフリカでG1・3勝のジェイジェイザジェットプレーンらが出走メンバーに名を連ね、5日間のロイヤルアスコット開催を締めくくるに不足ない顔ぶれが揃った。
この一戦で勝利を収めたのは、意外にも3歳馬のアートコナサー。スタンド側から目を引く伸び脚を見せて抜け出し、並み居る古馬を一蹴。単勝21倍、9番人気という低評価を覆し、グローバルスプリントチャレンジ(GSC)第3戦を制した。
今回はO.ペリエ騎手を鞍上に迎えた米W.ワード厩舎のキャノンボールが後方から追い込んで2着。1番人気のジェイジェイザジェットプレーンはレッスンインヒューミリティ(3着)との先陣争いが応えたか、4着に後退。セークリッドキングダムは一旦先頭に立ちかけたが最後に脚が止まり、一度は完全に交わしたジェイジェイザジェットプレーンにも差し返されて5着。種牡馬からの現役復帰初戦だったキングズゲートネイティヴは中位から後退して13着に終わっている。
勝ったアートコナサーは現役時に英国で2歳G2を2勝した父ラッキーストーリー(その父クリスエス)の初年度産駒で、初のG1ウイナーとなった。
アートコナサーの通算成績は7戦4勝。昨年のロイヤルアスコット開催ではこのG1ゴールデンジュビリーSと同じ芝6ハロンのG2コヴェントリーSを制していた。
前走は4/13に行われた芝7ハロンの準重賞フリーHで、10頭立ての7着。管理するマイケル・ベル師はこの一戦でマイル路線に見切りをつけ、このスプリントG1一本に目標を絞って調整していたという。
アートコナサーの次なる目標は7/10のGSC第4戦・G1ジュライカップ(ニューマーケット、芝6ハロン)。シーニックブラスト、テイクオーバーターゲットAUSも同レースを目指す。
【グローバルスプリントチャレンジ・ポイント表】
(第3戦G1ゴールデンジュビリーS終了時点)
1.シーニックブラスト 30P
2.キャノンボール 12P
3.アートコナサー 10P

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