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米調教馬ロイヤルアスコット初勝利/WカッスルS

2009年06月18日 10時43分

◇ウィンザーカッスルS(英LR)
6/16 アスコット 2歳
総賞金5万ポンド 1着賞金2万8385ポンド
芝5ハロン(直線) Good To Firm(良) 22頭 1分01秒28
1.ストライクザタイガー
セン2 黒鹿毛 129ポンド 米国カリフォルニア産
父タイガーリッジ
母アールラッキーストライク
母の父インイクセス
2.フラテリーノ
(牡2 129ポンド 父オークションハウス)
3.ディステファーノ
(牡2 129ポンド 父バハミアンバウンティ)
着差:クビ、1/2、1-3/4
・馬主/M.ダトコ&R.サインス
・調教/W.ワード(米)
・生産/W.ワード他
・騎手/J.ヴェラスケス
アメリカ調教馬ストライクザタイガーが、米国調教馬として史上初めてロイヤルアスコット開催で勝ち星を挙げた。通算成績は2戦2勝。4/28のデビュー戦(チャーチルダウンズ、芝4.5ハロン)を制して以来の実戦だった。
管理するウェスリー・ワード師がこの開催に登録した管理馬は、このストライクザタイガーを含めて6頭。この3レース前のG1キングズスタンドSにもキャノンボールを出走させ、6着とまずまずの結果を得ていた。
この後は6/17のG2クイーンメアリーSにジェラスアゲイン、6/18のG2英ノーフォークSにヨガルー、6/19のG3アルバニーSにイジーアン(G3ケンタッキージュヴェナイルS勝ち馬)、6/20の準重賞チェシャムSにオナーインピースをスタンバイさせており、キャノンボールも6/20のG1ゴールデンジュビリーSへの登録を済ませている。
そもそも米国調教馬の欧州遠征そのものが稀なケース。米デイリーレーシングフォーム社の記事によると、ストライクタザタイガー以前に欧州の平地レースで勝利を挙げた米国調教馬は、1938年のコロネーションカップを制したリーカウント(1928年のケンタッキーダービー馬)と、1991年のG1愛2000ギニーを制したフォースターズオールスターの2頭だけとされている。
また同記事では、最近の好走例も2005年にマイティーボウのG2キングズスタンドS5着、ハードバックがG1キングジョージVI世&クイーンエリザベスSの2着を数えるのみで、今回の勝利は「米国競馬の歴史における最も幸福な驚きの一つ」と表現されている。

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