ペガサスジャンプSの勝ち馬オープンガーデン(牡5歳、美浦・郷原厩舎)が、中山グランドJ父子制覇を目指す。同馬の父ゴーカイは、障害で27戦8勝の成績を残した名ジャンパーで、00年と01年には中山グランドJを制し、2年連続で最優秀障害馬を受賞。同馬が障害競走で獲得した5億224万4000円は、障害競走での最高獲得賞金となっている。ゴーカイは現役引退後、03年から種付けを開始し、オープンガーデンは初年度産駒7頭のうちの1頭にあたる。障害で活躍した馬が、種牡馬入りすることは、日本では珍しいケースといえそうだが、果たして、オープンガーデンは、父のような飛越と走りで、J・G1の栄冠を手にすることができるかどうか。