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ダイワスカーレット引退、繁殖へ

2009年02月16日 18時45分

昨年の有馬記念に優勝し、フェブラリーSに出走予定だったダイワスカーレット(牝5歳、栗東・松田国英厩舎)は、2月18日付で競走馬登録を抹消するとJRAは発表した。JRA通算成績は12戦8勝、重賞6勝。うち、G1は07年桜花賞・秋華賞・エリザベス女王杯・08年有馬記念の4勝(Jpn1含む)。
今後は、北海道千歳市の社台ファームで繁殖馬となり、今年はチチカステナンゴと交配予定。
【大城敬三オーナーのコメント】引退という結果になって、大変残念に思います。今後は、スカーレットの2世がまたターフで活躍することを期待しています。現役の間、全国のファンの皆様から温かい応援をいただきましたことと、競馬関係者に対しまして、深く感謝いたしております。
【吉田照哉社台ファーム代表のコメント】「今年一年は競走馬として、フェブラリーステークスをはじめ、海外へも挑戦させたいと考えていたので、大変残念です。牝馬として37年振りに有馬記念を勝ってくれたことに大変感謝しています。これだけの馬なので、繁殖牝馬として素晴らしい子供を出してくれることを期待しています。
【松田国英調教師のコメント】これだけの馬ですので、引退することになったのは非常に残念です。昨日、山元トレセンからの連絡で、球節は痛くない状態で、ウォーキングマシンの運動をはじめるという報告を受けています。痛くない状態で、繁殖として牧場に戻せることになってほっとしています。ダイワスカーレットの子供たちが楽しみです。

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