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シックスセンスが愛国へ輸出、スターオブコジーンが入厩

2009年01月22日 12時19分

新ひだか町のレックススタッドに繋養されているシックスセンス(牡7歳、父サンデーサイレンス)が、愛国へ輸出されることになった。
同馬の競走成績は京都記念などを含め14戦2勝(うち海外1戦)。2005年の三冠馬ディープインパクトと同世代で、皐月賞は2着、ダービーは3着、菊花賞は4着と三冠レースすべてに出走し、高いレベルを示した。その実力は海外でも通用。G1香港ヴァーズでは欧州年度代表馬に2度輝いたウィジャボードの2着と健闘し、世界の強豪相手に一歩も引けをとらなかった。
06年に種牡馬入り。初年度産駒は今年2歳デビューとなるが、国内ではサンデーサイレンス産駒の種牡馬が飽和状態であること、海外におけるサンデーサイレンス系種牡馬の成功で需要が高まっていることから、新天地への移動が決まった。愛国での繋養先はブリッジハウススタッドで、種付料は4500ユーロ(約53万円)になるという。
また、95年から日高町のブリーダーズスタリオンステーションに繋養されていたスターオブコジーン(牡21歳、父コジーン)が、今シーズンから同スタッドに繋養されることが決まった。同馬はネイティヴハート(オーシャンS)、ニホンピロサート(ガーネットS)、マイネルブルック(きさらぎ賞)など多くの重賞ウイナーを輩出。堅実な産駒を送る種牡馬として、産地で根強い人気を集めてきた。
シンジケートの解散に伴い移動してきたが、21歳とは思えないほど馬体は若々しく、「実績ある種牡馬なので楽しみ。新天地でもうひと花咲かせてあげたいですね」と同スタッドの期待は大きい。なお、種付料は20万円(受胎確認後支払)、もしくは30万円(産駒誕生後支払)となっている。

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