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NARグランプリ2008』表彰馬・表彰者決定

2009年01月09日 09時07分

【表彰馬】
年度代表馬には、帝王賞(JpnⅠ)を制覇したフリオーソ(牡、船橋・川島正行厩舎)が選定され、前年に続く2年連続の受賞となった。なお、同馬はサラブレッド4歳以上最優秀馬にも併せて選定されている。
サラブレッド2歳最優秀馬は、エーデルワイス賞(JpnⅢ)を制したアンペア(牝、北海道・角川秀樹厩舎)が唯一のタイトルホースとして選定された。
サラブレッド3歳最優秀馬は、東京ダービーを制し、中央競馬や各地の有力馬が揃ったジャパンダートダービー(JpnⅠ)でも4着と健闘したドリームスカイ(牡、川崎・内田勝義厩舎)が受賞。
アラブ最優秀馬は、2008年も該当馬がなかった。
ばんえい最優秀馬は、2つの記念レース(帯広記念・旭川記念)を含む重賞3勝をあげたナリタボブサップ(牡、大友栄人厩舎)が受賞。
最優秀短距離馬は、東京盃(JpnⅡ)を制したフジノウェーブ(牡、大井・高橋三郎厩舎)が前年に続いて連続受賞。
最優秀牝馬も、スパーキングレディーカップ(JpnⅢ)を勝ったトーセンジョウオー(船橋・川島正行厩舎)が2年連続受賞。
最優秀ターフ馬は、芝競走を中心に出走し中央競馬の京都2歳ステークスに優勝した他、重賞競走でも好走したイグゼキュティヴ(牡、北海道・田部和則厩舎)が受賞。
(※所属厩舎は、選定の決め手となった競走時の管理調教師を記載してあります)
今回から新設された“ダートグレード競走特別賞”は、所属を問わず地方競馬で実施されたダートグレード競走で優れた成績を残した馬を表彰する部門で、東京大賞典(JpnⅠ)でヴァーミリアン、サクセスブロッケン、フリオーソらを降した中央競馬のカネヒキリ(牡、栗東・角居勝彦厩舎)が最初の受賞馬となった。
(※なお、従来ダート競走格付け委員会が行っていたダートグレード競走最優秀馬の表彰は、同委員会解散に伴い廃止された)
特別表彰馬は、2008年に死亡した種牡馬ホスピタリテイが受賞。同馬は地方競馬が生んだ名馬の1頭であり、種牡馬としてもドクタースパートを筆頭に地方競馬に大きな功績を残したことが讃えられた。
【表 彰 者】
最優秀調教師賞は、年度代表馬のフリオーソなどを管理する川島正行調教師(船橋)が7年連続、通算9回目となる受賞。
最優秀騎手賞は、勝利数・収得賞金で全国1位に君臨し、帝王賞(JpnⅠ)などに勝った戸崎圭太騎手(大井)が初めての受賞。
優秀新人騎手賞は、4月のデビューから激戦区の南関東で瞬く間に頭角を現し、ダートグレード競走(クラスターカップ)にも優勝した川島正太郎騎手(船橋)が受賞。
優秀女性騎手賞は、宮下瞳騎手(愛知)と別府真衣騎手(高知)がともに譲らぬ好成績で同時受賞。宮下騎手は2年ぶり8回目、別府騎手は3年連続3回目となる。
ベストフェアプレイ賞は、吉原寛人騎手(金沢)が初の受賞となった。
特別賞には、元地方競馬調教師でシンガポールに拠点を移し2008年に同国GⅠ競走を制した高岡秀行調教師と、所属場廃止後も全国で騎乗を続け、2008年にはマカオGⅠ制覇、韓国(釜山)でリーディングジョッキーに輝いた内田利雄騎手が、ともに海外での業績を讃えられ選定された。
なお、表彰式は2月5日(木)、都内のホテルで行われる。

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