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札幌、静内で馬事イベント開催―JRA

2008年10月30日 16時09分

3歳クラシックレースの最終戦、G1菊花賞が行われた10月26日、札幌市のJRA札幌競馬場、新ひだか町のJRAウインズ静内でそれぞれ馬事イベントが開催された。
札幌競馬場での「馬とふれあいの秋 fanfanフェスタ2008」と銘打ったイベントでは、国の重要無形民俗文化財に指定されている「小迫の延年(おばさまのえんねん)」を実演。春の農耕期を前に豊作を願って行われてきた宮城県の伝統芸能をパドックで披露した。
小迫の延年は、三迫総鎮守の社として崇拝されている宮城県・白山神社の例大祭で行われる遊演舞台のひとつ。「平家物語」の中の逸話、那須与一の扇の的射を擬したのが始まりという。
ほら貝の音を合図に現れた一行は豊作を祈り、ゆっくりとパドックを周回。最後に鎧を身にまとった那須与一に扮した武将が扇の的に矢を射た。
ほか、この日はJRA騎手のサイン入りTシャツやキャップが当たる抽選会や、キャラクターショー、ビンゴ大会なども実施され、多くの競馬ファンや家族連れで賑わった。
一方、ウインズ静内では菊花賞当日恒例の「わくわくファミリーフェスタ」を開催。「ガソリン給油券」や「日本ダービーグッズセット」がプレゼントされる抽選会や、ポニーやサラブレッドの体験無料乗馬、日高産の原材料を使用した珍しいハンバーガーやコロッケを販売し、G1レースを盛り上げた。

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