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浦河で軽種馬振興の懇談会を開催

2008年08月07日 20時15分

浦河町の浦河町議会軽種馬産業対策推進議員連盟は7月30日、浦河町役場大会議室で「軽種馬振興等に係る懇談会」を開催した。
同連盟は浦河町議員6名で構成。町の基幹産業である軽種馬の振興に尽力している。懇談会には、ひだか東農協の谷口貢組合長や荻伏軽種馬生産振興会の中山一寿会長ら約20名が出席。競馬社会の現状や課題について話し合った。
同連盟の辻芳明会長は「サブプライムローン問題や原油高による物価の上昇は軽種馬産業にも影響を与えており、不安。打開策はあるのか、皆さんの意見をいただきたい」と挨拶。谷口組合長は「今年のセールの結果を見ると、市場取引馬所有奨励賞廃止の影響があると思う。懸命に取り組んでいる生産者が報われないのは悲しい」と苦悩を打ち明けた。
懇談会では、JRAが打ち出した国際化の改革案や、生産戸数の減少と海外資本の進出など、11項目に及ぶ競馬サークルの現状と課題を説明。「日本競馬全体の姿が見えてからでも国際化の議論は遅くないのでは」と主張した。出席者からは生産界の不安や不満の声が噴出。JRAなどと協議する機関の必要性を訴えた。辻会長は「意見を集約し、連盟の活動に役立てたい」と結んだ。

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