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G1・4勝のピーピングフォーンが繁殖入り

2008年08月07日 14時45分

現地時間8月1日、昨年の欧最優秀3歳牝馬ピーピングフォーン Peeping Fawn(牝4、愛A.オブライエン厩舎)が現役を引退することが明らかになった。
ピーピングフォーンは父デインヒルUSA、母マリインスキー Maryinsky、母の父サドラーズウェルズ Sadler's Wells という血統の米国産馬。通算成績は10戦5勝で、G1愛オークスなどG1・4勝を挙げた。
昨年(3歳)4月にデビュー(3着)し、5月の4戦目で初勝利を挙げた。G1愛1000ギニー3着、G1英オークス2着を経て臨んだG1プリティポリーSでG1初制覇。続くG1愛オークスでは英オークス馬ライトシフト Light Shift に3馬身半差をつけて優勝。同世代牝馬ナンバーワンの実力をアピールした。
その後、G1英ナッソーS、G1ヨークシャーオークスを制してG1・4連勝。G1凱旋門賞でも有力な一頭と目されていたが、陣営は翌年の現役続行を視野に入れて、G1ヨークシャーオークスでシーズンを切り上げ、休養入りさせていた。
今季もトレーニング自体は積まれていたものの「大きな問題はないが、なかなか状態が戻り切らない」(オブライエン師)ことから、繁殖牝馬としての価値も考慮され、結局前年のG1ヨークシャーオークス以降は実戦を1度も使われないままに引退の決断がなされた。種付けは来年から行われる。

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