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中央 アラカルト

日本ダービーアラカルト(1日)

2008年06月01日 18時54分

(※Gには、Jpnを含む)
1着ディープスカイ 四位騎手
2着スマイルジャック 小牧太騎手
3着ブラックシェル 武豊騎手
①ディープスカイ 四位騎手を背にディープスカイが府中の直線で豪脚を繰り出してのダービー制覇。05年生まれのサラブレッド系馬8150頭の頂点に立った。
②豊富なキャリア ディープスカイはデビュー11戦目でのダービー制覇。ダービーまでに10戦以上のキャリアがあった馬のダービー制覇は平成以降では94年のナリタブライアン、06年のメイショウサムソンに続いて3頭目。
③NHKマイルC&ダービー制覇 04年のキングカメハメハに続く2頭目のNHKマイルC&ダービー二冠馬。
④二冠馬を生む6月1日ダービー 03年以来5年ぶり16度目の6月施行となったダービー。そのうち6月1日に行われたのは、97年、03年に続いて本年が3度目。97年のサニーブライアン、03年のネオユニヴァースは皐月賞・ダービーのクラシック二冠を達成。本年はディープスカイがNHKマイルC&ダービーのG1二冠馬となった。
⑤皐月賞不出走馬のダービー制覇 昨年のウオッカに続き2年連続。平成になってからでは、96年フサイチコンコルド、00年アグネスフライト、04年キングカメハメハ、07年ウオッカに次いで5頭目、通算では15頭目の皐月賞不出走馬のダービー勝利となった。また、これで96年【アトランタ五輪】、00年【シドニー五輪】、04年【アテネ五輪】、08年【北京五輪】と夏季オリンピック開催年は、皐月賞不出走馬が4連勝。
⑥40年ぶり最内枠 1枠1番という最内枠の勝利は、68年のタニノハローモア以来40年ぶりで3度目。
⑦関西馬 98年以降、関西馬の11連勝。通算では関東馬43勝に対し、関西馬32勝。6頭出走した関東馬の中ではスマイルジャックの2着が最先着で、97年のサニーブライアン以来の勝利はならなかった。
⑧四位騎手 昨年ウオッカに騎乗し、11回目のダービー挑戦で初優勝の美酒を味わった四位騎手が、98年、99年の武豊騎手以来となる史上2人目のダービー連覇を遂げた。四位騎手は通算でG1・12勝目。クラシック競走4勝目は、現役騎手では、武豊騎手の19勝、福永騎手の5勝に次いで、安藤勝騎手と並ぶ3位タイ。
⑨昆師 本年の東京新聞杯(ローレルゲレイロ)で重賞初制覇、NHKマイルC(ディープスカイ)でG1初制覇を果たした昆師がその勢いでダービーも優勝。昨年のローレルゲレイロ(13着)に続く2回目のダービー挑戦で、ダービートレーナーの仲間入りを果たした。本年重賞5勝目となり、これは国枝師、松田博師の4勝を抑え単独トップ。
⑩笠松牧場 ディープスカイの生産者・笠松牧場は、創業20年目でのダービー初挑戦で初勝利。本年のG1競走優勝馬の生産者は社台グループと笠松牧場で占められている。なお、浦河産のダービー馬は、06年のメイショウサムソン以来2年ぶり通算20頭目。
⑪アグネスタキオン産駒 01年の皐月賞馬アグネスタキオン。今年は3頭の産駒を出走させ、その中から、ディープスカイが勝利。親子クラシック競走制覇を成し遂げた。皐月賞をキャプテントゥーレが、ダービーをディープスカイが制し、アグネスタキオン産駒が異なる馬で皐月賞・ダービーを制した。これは、02年のブライアンズタイム以来。

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