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スニッツェル、今シーズンは帰国せず

2008年01月31日 20時06分

昨年から安平町の社台スタリオンステーションで繋養され現在、豪州にシャトル中の種牡馬スニッツェル(牡6歳、父リダウツチョイス)が、今シーズンは帰国せず豪州に留まることになった。
同馬は昨夏、南半球の種付シーズンに向け出国。シーズン終了後の1月に他のシャトル種牡馬と共に帰国する予定だった。しかし、繋養先であるアローフィールドスタッドの地域の牧場で馬インフルエンザが発生。牧場からの移動が禁止されたため、帰国を断念した。
豪州最強スプリンターの異名をとった同馬は本邦初供用の昨年、85頭に種付け。今春には待望の初産駒が続々と誕生する。すでに今年は種付料150万円で配合申し込みを始めていて、種付けを予定していた牧場関係者は配合変更を余儀なくされた。同SSは「国の取り決めなので仕方がない」と残念な様子。現地での無事を祈っていた。
なお、ホッカイドウ競馬と岩手競馬で行われたスタリオンシリーズの副賞として馬主へ贈られた同馬の種付権利は、デュランダルに変更となった。

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