ニュース

中央

社台SS、08年度も岩手競馬支援を表明

2008年01月31日 20時06分

安平町の社台スタリオンステーションは、昨年に引き続き2008年度も岩手競馬に対し、種牡馬種付権利株を提供する支援を表明した。
苦境に立つ同競馬を救おうと昨秋、同SSはフジキセキなど13頭の種牡馬権利株を無償で提供。10月から今年1月まで、「社台SS協賛スタリオンシリーズ」として13レース実施してきた。
全レース終了後の1月25日、岩手県馬主会の山本武司会長、岩手県競馬組合の千葉英寛副管理者らは同SSを表敬訪問。好評を博しレースが終了したこと、08年度の競馬開催が決まったことなどを報告し、多大な支援に改めて感謝の気持ちを表した。この席で山本会長がスタリオンシリーズ継続などの協力をお願いしたところ、同SSの吉田照哉代表は「競馬存続のためなら喜んで」と二つ返事で快諾。前年と同頭数以上の支援を約束した。
莫大な累積赤字を抱える同競馬。開催継続は決まったが「08年度が本当の意味での正念場となる」と決意を新たにしている。

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ