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ジェイエス冬季繁殖馬セール開催
2008年01月31日 20時06分
競走馬総合商社・（株）ジェイエス（本社・新ひだか町）主催の繁殖牝馬のセリ、「2008ジェイエス冬季繁殖馬セール」が１月30日、新ひだか町の北海道市場で開催された。セリでは44頭（受胎馬26頭、空胎馬18頭）が上場され24頭（同13頭、同11頭）が売却。売却総額は１億1716万9500円、売却率は54.55％、平均価格は488万2063円だった。
出産シーズン前の需要、未供用馬の販路開拓などを見込み、昨年10月に続いての開催となった同セール。初の１月開催ということで客足が心配されたが、当日は天候にも恵まれ、寒風を吹き飛ばす熱気溢れる商いが展開された。
最高価格となったのは、ＪＲＡ１勝の成績を残したフサイチペガサス産駒のフサイチアイビー（牝５歳、未供用、販売者／東京都・（株）ＦＤＯ）で1995万円。活発な競り合いの末、(有)岡崎牧場が落札した。以下、キングカメハメハを受胎したアネーロ（牝13歳、父ノーザンテースト）が1627万5000円、タニノギムレットを受胎したフサイチミラクル（牝７歳、父サドラーズウェルズ）が1470万円と、上位３頭を形成した。
最高価格馬を含め未供用馬は、上場10頭中８頭が売却というハイアベレージを記録。繁殖として未知数ではあるが、「若さと血統、将来性に期待」という結果が見て取れた。同社の矢野秀春代表は「この時期にやることで未供用馬の需要が喚起できれば」と初の試みとなったセールに及第点を与え、来年以降の開催に意欲を見せていた。
出産シーズン前の需要、未供用馬の販路開拓などを見込み、昨年10月に続いての開催となった同セール。初の１月開催ということで客足が心配されたが、当日は天候にも恵まれ、寒風を吹き飛ばす熱気溢れる商いが展開された。
最高価格となったのは、ＪＲＡ１勝の成績を残したフサイチペガサス産駒のフサイチアイビー（牝５歳、未供用、販売者／東京都・（株）ＦＤＯ）で1995万円。活発な競り合いの末、(有)岡崎牧場が落札した。以下、キングカメハメハを受胎したアネーロ（牝13歳、父ノーザンテースト）が1627万5000円、タニノギムレットを受胎したフサイチミラクル（牝７歳、父サドラーズウェルズ）が1470万円と、上位３頭を形成した。
最高価格馬を含め未供用馬は、上場10頭中８頭が売却というハイアベレージを記録。繁殖として未知数ではあるが、「若さと血統、将来性に期待」という結果が見て取れた。同社の矢野秀春代表は「この時期にやることで未供用馬の需要が喚起できれば」と初の試みとなったセールに及第点を与え、来年以降の開催に意欲を見せていた。
