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「馬(バ)ラエティ講座」開催(浦河)される

2007年12月13日 15時52分

日高支庁と浦河町教育委員会主催の「馬(バ)ラエティ講座」が12月6日夜、浦河町の浦河町総合文化会館ミニシアターで開催された。
同講座は、地域に根ざした馬文化の定着を図ろうと催しているもの。今回は日高馬頭琴クラブによるモンゴル伝統楽器・馬頭琴の演奏や、専修学校北海道ホースマンアカデミーの永田雄三校長による講演が行われた。
馬頭琴の演奏では「ジヨノンハル」「モンゴル競馬の曲」といったモンゴルの伝統的な楽曲をはじめ、「コンドルは飛んでいく」など4曲を披露。見事な演奏に客席からは溜息と大きな拍手が沸き起こった。
また、「日本の競馬文化の発達と苦悩」と題し講演した永田校長は、江戸時代末期から明治、大正、昭和の時代の馬文化、競馬の歩みを紹介。政策や社会情勢により揺れ動いた軍馬や、競走馬の転換期について語り、競馬文化の確立に尽力したJRA初代理事長の安田伊左衛門氏の功績を称えた。
この日は軽種馬関係者や町民など約100名が出席。会場は立ち見が出るほどの盛況ぶりで、主催者も笑顔を見せていた。

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