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06/07シーズンの豪年度代表馬決定

2007年11月28日 15時04分

11月26日、ニューサウスウェールズ州シドニーのランドウィック競馬場で06/07シーズンの豪年度代表表彰が行われた。本来は9月に発表される予定だったが、馬インフルエンザ禍のため延期になっていた。
年度代表馬にはG1ニューマーケットHなどG1・4勝、さらに英国でもG2キングズスタンドSを制するという大活躍を見せた牝馬ミスアンドレッティ Miss Andretti(牝5=06/07シーズン、父イーティラム Ihtiram、豪L.フリードマン厩舎)が選出された。
同馬は最優秀スプリンター、最高人気馬(※1)の2タイトルも同時に受賞している。
同馬は現在グローバルスプリントチャレンジでランキング1位を独走中。チャンピオンの座を目指すべく(※2)、シリーズ最終戦のG1香港スプリント(12/9、シャティン、芝1200m)に出走を予定している。
また、栗東・角居勝彦厩舎のデルタブルース(牡6、父ダンスインザダーク)がG1メルボルンカップを制したことで、最優秀ステイヤーに選出されている。
なお、オーストラリアの馬インフルエンザ禍は、国を挙げた取り組みの効果があって、現在のところ終息の方向に向かいつつある。この年度代表表彰が行われたランドウィック競馬場では、12月1日からついに競馬が再開される予定になっている。
ただし、引き続き警戒体制にはあり、厳しい移動制限などは続行中。通常通り円滑な開催が行われるまでには、まだまだ相当な時間を要しそうだ。
また、南半球でシャトル供用される種牡馬は、通常12月末に北半球の各地へ移動するが、それも遅れる(1月下旬とも伝えられている)見込みだ。
※1 Most Popular Racehorse。一般の競馬ファンによる人気投票によって選ばれる。
※2 グローバルスプリントチャレンジのチャンピオンになるためには、1シーズンで42ポイント以上を獲得し、かつ最低3カ国のレースに出走せねばならない。ミスアンドレッティは現在32ポイントで、G1香港スプリントで2着以内(5ポイント、アウェイG1ボーナスで2倍)に入る必要がある。

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