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メイショウボーラー、浦河で種牡馬入り

2007年11月02日 18時00分

2005年のG1フェブラリーS優勝馬メイショウボーラー(牡6歳、父タイキシャトル)が現役を引退し、来春から浦河町のイーストスタッドで種牡馬入りすることが決まった。同馬は10月27日に現役登録を抹消し、翌28日午後1時半、同スタッドへ到着。種牡馬としての第一歩を踏み出した。
1998年の年度代表馬タイキシャトルの2年目産駒となる同馬は、03年7月にデビュー。無傷の4連勝でG3小倉2歳S、G2デイリー杯2歳Sを制した。その後、G1朝日杯フューチュリティS2着、G1皐月賞3着、G1NHKマイルC3着と勝ち鞍に恵まれなかったが、ダートに路線変更すると、G3ガーネットS、G3根岸Sを楽勝。さらにG1フェブラリーSをレコードタイムで逃げ切り、G1初制覇を飾った。通算成績は29戦7勝(うち海外1戦、地方5戦)、総収得賞金は4億6672万4000円。芝・ダート両方で素晴らしいスピードを見せた。
シンジケート総額は7150万円(1株110万円×65口)。リーズナブルな金額に加入申込者が殺到し、予定を大きく上回る株数になったという。父タイキシャトルも手掛ける同スタッドの青木大典場長は「思ったより体高もあって立派な馬ですね。この馬の持つスピードが産駒に伝わればいいね」と、後継種牡馬として大きな期待を寄せていた。

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