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スタチューオブリバティが来春から日本で供用

2007年10月27日 12時47分

愛国のクールモアスタッドで供用中の人気種牡馬スタチューオブリバティ(牡7歳、父ストームキャット)が、来春から浦河町のイーストスタッドで種牡馬入りすることが決まった。
同馬は、父に北米チャンピオンサイアーのストームキャット、半兄にレモンドロップキッド(G1ベルモントS)、いとこにエーピーインディ(北米チャンピオンサイアー)、サマースコール(G1プリークネスS)らを持つ“世界的超良血”。2001年のキーンランド・セプテンバーセールにおいて130万ドルで購買された。
競走成績は愛英仏米7戦2勝、2着1回。02年のデビュー戦を楽勝すると、2戦目のG3コヴェントリーSで重賞初制覇を果たした。2戦2勝で2歳を終えると、3歳時にG1サセックスS2着。更なる活躍が期待されたが、種牡馬としての将来を嘱望されたため、3歳いっぱいで現役を引退した。
04年に愛国・豪州で種牡馬入り。北半球で初年度シーズンから3年連続で140頭を超える種付頭数を記録。4シーズン目の今春は自己最高となる183頭に種付けし、さらに高い人気を集めた。初年度産駒は今年2歳デビュー。10月20日現在、46頭が出走し18頭で22勝を挙げ、種牡馬として順調なスタートを切っている。
シンジケート総額は3億5500万円(1株710万円×50口)。ただし、クールモアによる買戻権利(09年10月から12年10月まで。金額400万ドルが付帯されている。来日は12月を予定。事務局の(株)ジャパンレースホースエージェンシー(浦河町)では「世界の成功種牡馬がズラリと顔を揃えるファミリー。本馬も種牡馬になるために生まれてきたような良血馬です。産駒の評判も良いので大いに期待できそうです」と、超良血種牡馬の導入成功に声を弾ませていた。

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