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「競馬廃止」の削除を要請、軽種馬推進協議会

2007年10月27日 12時47分

日高管内7町などで構成する日高軽種馬振興対策推進協議会は10月22日、浦河町で臨時総会を開催し、9月に北海道農政部が示した「北海道競馬改革ビジョン(素案)」に記されている「競馬廃止」の文言削除などを、高橋はるみ北海道知事に要請することなどを決めた。
道がまとめた素案では、旭川競馬場開催は2008年度限りで撤退、門別競馬場にナイター施設を設置して本場化、北海道軽種馬振興公社に替わる新公社を日高町に設立、10年度までに赤字脱却と単年度収支均衡が実現しない場合は競馬廃止もやむなし、としている。
これに対し総会では、「改革ビジョンは競馬を存続するための意義付けである」との明記と、「廃止」の文言削除を要請。また、門別競馬場ナイター化などのために道が3億円以上を拠出すること、札幌競馬場使用料の特例期間延長を求めることを決めた。さらに、専門部会の設置も決議。ビジョンの成案化に向けた協議を進めていく。同推進協議会の谷川弘一郎会長は「産地力を結集し、競馬存続に邁進したい」と不退転の覚悟を示した。

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