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牧場見学自粛を呼びかけ―馬インフルエンザ

2007年08月24日 15時23分

牧場見学に訪れる観光客やファンに情報を提供している、新ひだか町の競走馬のふるさと日高案内所では、馬インフルエンザの発生を受け、一部の牧場の見学中止や見学の自粛を呼びかけ、感染拡大防止に努めている。
種馬場では、新冠町のビッグレッドファーム、新ひだか町のアロースタッド、レックススタッド、安平町の社台スタリオンステーションが、馬との距離を離すことで通常通り開放。一方で、新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会静内種馬場、日高町のブリーダーズスタリオンステーション、浦河町のイーストスタッド、日高スタリオンステーションは、状況が落ち着くまで、見学を一時見合わせた。
乗馬観光施設では、苫小牧市のノーザンホースパークが園内の馬に関わるすべてのアトラクションの運営を一時的に休止、または制限。浦河町の浦河乗馬公園では、1頭のポニーから馬インフルエンザの陽性反応が出たため、厩舎見学を含め一般の利用を禁止したほか、JRA日高育成牧場では毎週水・金曜に行われている牧場見学バスツアーを中止した。
観光シーズンのピークを迎える8月は牧場見学者が最も多い時期。同案内所へは一日100件を超える問い合わせが寄せられているという。緑川芳行所長は「ファンの方々には申し訳ない気持ちで一杯ですが、感染防止のためには見学の自粛をお願いしています。一日も早く沈静化してほしい」と見学再開を願っていた。

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