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阪神JF優勝馬タムロチェリーが死亡

2007年08月24日 15時10分

2001年のG1阪神ジュベナイルフィリーズを制したタムロチェリー(牝8歳、父セクレト)が、8月15日に繋養先である青森県の諏訪牧場で死亡した。
牧場関係者によると、同馬は6月頃から原因不明の体のむくみを発症。獣医の治療を受けるなどしてきたが、15日午前11時、同牧場の厩舎内で息を引き取ったという。死因は癌と見られている。
同馬は00年7月の八戸市場において、JRAに420万円で購買された抽選馬。01年7月のデビューから3戦目で初勝利を挙げると、続くG3小倉2歳Sでは、単勝100倍を超える最低人気の評価を覆し、重賞初制覇を飾った。さらに阪神ジュベナイルフィリーズにも優勝。青森県産馬として22年ぶりのG1(級)制覇を果たしたと同時に、その年のJRA最優秀2歳牝馬に選ばれた。
通算16戦3勝の成績を残し、04年に生まれ故郷の同牧場で繁殖入り。今年5月にフジキセキの牡馬を出産するなど、3頭の産駒を残した。

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