デビュー19年目の田中勝春騎手(36歳)が、JRA史上16人目となる通算1200勝にあと2勝と迫っている。同騎手は、89年のデビューで、3月11日終了現在、JRA通算11,689戦1,198勝の成績を挙げている。また、今季は関東1位となる164戦25勝の成績をマークしており、全国でも安藤勝騎手(35勝)、岩田騎手(32勝)に次いで3位にランクしている。今週、大台に到達すれば、柴田善騎手に次ぐ8番目のスピード記録(デビュー18年0カ月14・15日、36歳0カ月21・22日)となるが、田中勝騎手は一気に“通算1200勝”を決めることができるかどうか。
また、先週、中山牝馬S(マイネサマンサ)で16年連続重賞V(92年~)を記録した蛯名騎手は、3月19日が38歳の誕生日。同騎手は、17日のフラワーC(G3)では1勝、そしてエーシンピーシー(牡3歳、美浦・久保田厩舎)で参戦予定のスプリングS(G2)では3勝を挙げており、Vなら伊藤竹男騎手、岡部幸雄騎手を引き離し、スプリングS単独最多勝となる。