10日に行われるファルコンS(G3)にアドマイヤホクト(牡)、カノヤザクラ(牝)など、サクラバクシンオー産駒が6頭登録している。同競走は、芝1200mで争われるが、父サクラバクシンオーは、現役時、同距離で7戦6勝の成績を残しており、種牡馬となってからもショウナンカンプ、シーイズトウショウなどで、JRA芝1200m重賞8勝をマークしている。さて、同産駒は、父が最も得意とした距離で、同産駒初のJRA同一重賞上位独占を決めることができるかどうか。ワンツーなら、同一父内国産種牡馬産駒のJRA同一重賞1・2着独占は、07年シンザン記念でのアグネスタキオン産駒(1着アドマイヤオーラ=2着ダイワスカーレット)以来となる。
また、現在、ファルコンSは、99年から1番人気馬が8年連続で敗退するなど波乱が続いている。