現地時間3月1日、首ナドアルシバ競馬場で、ドバイワールドカップ・デイ(3/31)の各レースに向けて前哨戦が一斉に実施される "スーパー・サーズデイ" 開催が行われた。
G2UAEダービー(ダ1800m)のステップとなるアルバスタキヤ(ダ1800m・一般戦・7頭立て)では、前走のG3UAE2000ギニー(ダ1600m)を制したエイジアティックボーイ Asiatic Boy (牡3・父ノットフォーセール Not for Sale)が逃げて後続を突き放し、7馬身差の楽勝劇を演じた。栗東・森秀行厩舎所属のビクトリーテツニー(牡3・父ゴーンウウエスト Gone West)は武豊騎手を背に出走。中団から最後の直線でしぶとく伸びて、2着争いを制した。
G1ドバイゴールデンシャヒーン(ダ1200m)の前哨戦であるG3マハブアルシマール(ダ1200m)を制したのは、馬場中央から鋭く伸びた地元UAE調教馬のテリフィックチャレンジ Terrific Challenge (牡5・父ロイヤルアカデミーII)。このレースにはアルバスタキヤと同じく森厩舎と武豊騎手のコンビでアグネスジェダイ(牡5・父アグネスワールド)が出走。中団から差を詰め、16頭立ての5着とまずまずの走りを披露し、昨年の米チャンピオンスプリンター・ソアズエコー Thor's Echo (6着)に先着を果たしている。