正月競馬(1月6日)で初勝利を挙げたモチ(栗東・田中章厩舎)は、“出世レース”と評判の若駒Sを逃げ切り、2勝目を挙げた。今回、同馬は皐月賞トライアルの弥生賞(G2)に出走する予定だが、若駒S勝ち馬は、皐月賞TRの弥生賞、スプリングS、若葉Sで出走機会4連勝中。なお、モチは、ユニークな名前をつけることで有名な小田切有一氏の所有馬で、モチは「喜びを分かち合う縁起物」ということからつけられた。なお、Vなら、2文字の名前の馬のJRA重賞勝利は、02年新潟2歳Sを制したワナ以来となるが、ワナも小田切氏の所有馬。また、モチに騎乗予定の川田騎手は、21歳・デビュー4年目の若手だが、今季JRAリーディングで10位(11勝)にランクしており、今回の騎乗ぶりが注目される。