日高町のブリーダーズスタリオンステーションで2月21日、種牡馬合同展示会が開催され、新種牡馬アドマイヤジャパン、新入厩馬のグラスワンダーとブラックホークを加えた自慢の種牡馬陣が、集まった牧場関係者にお披露目された。
同SS唯一のニューフェイス、アドマイヤジャパンは無敗の三冠馬ディープインパクトに肉薄した実力馬。母ビワハイジは最優秀2歳牝馬で、半弟アドマイヤオーラは1月のG3シンザン記念優勝と活躍中で、本馬にはサンデーサイレンスの良血後継として注目が集まっている。若さが溢れんばかりの馬体の輝きにギャラリーの目は釘付けになっていた。
一方、産駒デビュー以来、順調に重賞ウイナーを送り出し、大種牡馬への道を着実に歩んでいるグラスワンダー。新天地でのお披露目にも慣れたもの。周囲を見渡す余裕を見せ大物ぶりを発揮した。
もう一頭の新入厩馬ブラックホークもシャトル帰りとは思えぬ好調さ。産駒も本領を発揮しはじめ、今シーズンは更なる飛躍が期待されている。
ほか、展示会ではG1ウイナーの父となったステイゴールド、フサイチコンコルド、タヤスツヨシなどの人気種牡馬も披露。充実のラインナップに熱い視線が送られていた。