11日の京都では、3歳限定戦のきさらぎ賞(G3)が行われる。昨年、同レースには、皐月賞&ダービー馬メイショウサムソン(2着)を筆頭にクラシック活躍馬が多数出走しており、ダービーの1~3着もきさらぎ賞出走馬が独占した。また、きさらぎ賞勝ち馬ドリームパスポートは神戸新聞杯(G2)1着を含むG1・2着3回、3着マイネルスケルツィ、5着アドマイヤメインは重賞2勝を挙げており、下位の馬では8着ファイングレインがNHKマイルC(G1)で2着に入っている。今年は札幌2歳S(G3)の覇者ナムラマース(牡3歳、栗東・福島信厩舎)、同2着アドマイヤヘッド(牡3歳、栗東・友道厩舎)、新星オーシャンエイプス(牡3歳、栗東・石坂厩舎)など多彩なメンバーが登録しており、その走りが注目されるところ。なお、オーシャンエイプスに騎乗予定の武豊騎手は、同じ石坂厩舎のアストンマーチャン(牝3歳)でファンタジーS(G3)を制すなど、現3歳世代に騎乗して37勝をマーク。Vなら、父・武邦彦氏と並ぶレース最多タイの5勝目となる。