メジロゴーリキ 久々の重賞制覇を成し遂げた前走。ただ、ここは特別条件になり、賞金ハンデを課せられて７８０キロ。荷物自体に問題はないが、他馬との比較では厳しい立場。まだ、目標のレースは先だし、結果よりも内容重視の一戦。

　アオノブラック 前走は障害で膝を折り大きく手間取り６着に敗れたが、勝ちに行った結果だし、悲観する内容ではなかった。今回は特別条件で７７５キロと斤量が軽くなるし、障害の修正は可能だろう。重賞後でも疲れはなく、変わらず好調を維持している。この中に入れば実績上位の存在。巻き返しが期待できる。

　コマサンエース 前走４着も、９００キロをひと腰と上々のレースぶり。登坂力と持久力で勝負したいだけに、斤量減はプラスとは言えないが、平場の前々走で１分２６秒６の２着があるように、道中で極端に置かれなければ対応しても不思議はない。今季は一線級相手にも差のない走りを続けており、地力強化が目立つ。デキも良く、チャンスが十分にある。