ジェイホースワン 前走も端コースでハナが遅いこの馬には不利な条件。それでも障害ひと腰でまとめ勝ち馬から１２秒差の７着と大きく崩れなかったのはデキのいい証拠。今回も前走同様の特別戦だが、上位馬不在の組み合わせ。このメンバー相手ならヒケを取らない。あとは流れに乗れるかが鍵。極端に置かれなければ勝ち負けに加われる。好調を維持しており、無視はできない。

　キョウエイリュウ 十分に息を入れて追走しているにもかかわらず、近走は障害で置かれてスムーズな走りができていない。今回も特別条件で７３５キロ。実績上位だが、障害が崩れている今の状態で勝ち負けまでは難しい。良化してこないと手を出せない。

　ホクセイウンカイ 勝ち切れないレースが目立っているが、障害は常にひと腰と安定した走りを続けている。前走も決め手の差が出て４着も、内容は悪くなかった。障害には自信を持っているだけに、特別条件で７３０キロと増量されるここでも崩れる心配はない。あとは終いの踏ん張り次第。降りてからの我慢が利けば前残りが狙える。警戒が必要。