アローリキヒメ 勝ち切れないレースが目立っているが、馬体重の大きな変動もなく、安定した走りを続けている。前走と同じ６９０キロなら再度ひと腰が可能。控える競馬ができるようになり、同型が揃うここでも大きく崩れる心配はない。ひと押し利けば圏内十分。注意したい。

　マルホンリョウダイ 前走８着も、大きく離されていない。障害で止まってから、二の腰は空腰になったが、すぐに三つ目を入れて三腰と内容は悪くなかった。今回はＡ２との混合特別。この条件なら見劣らないが、増量されるだけに、障害がポイント。手間取らなければ上位進出も可能だが。

　ジェイライフ 久々の重賞挑戦になった前走は３着も、障害ひと腰とこの馬の走りはできていた。今回は昇級の特別戦になり、６９５キロだが、障害は巧者で克服可能。ここでも登坂力上位の存在。あとはロータリーハロー掛けの効果が残る馬場だけに、終いの踏ん張り次第。降りてから我慢が利けば前残りが狙える。