ロングビユウテイ 昇級緒戦だが、Ａ２クラスとの混合特別になった近２走でともに２着と差のない走りを続けており、この条件でも通用する力を持っている。ただ、基礎重量と賞金ハンデの加増にともない６８５キロと一気に増量されるだけに、斤量差が詰まるここで同様の走りができるかがポイント。馬体重が減り続けているのも気になるし、一戦様子を見たい。

　ゴールデンペガサス １５キロ加増された前走は息を入れて行き、障害に重点を置いた走り。７着に敗れたとはいえ、障害はふた腰でまとめており、結果ほど内容は悪くなかった。今開催から基礎重量が増加されて、更に荷物は重くなるが、ペースが遅く、道中で十分にためを作っての追走が可能。主戦の赤塚騎手に手替わるし、大きく崩れる心配はない。昇級２戦目で慣れも見込め、前進が期待できる。

　リュウセイペガサス 前走は障害で止まってからスムーズに腰が入らなかった。天板で膝を折ってしまい本来の走りができなかっただけに、しんがり負けも仕方がない。今回は７頭立てと少頭数での競馬。先手が奪えるし、マイペースで運べる。自分のペースで行ければ渋太い馬。本来は巧者で障害の修正は可能。デキ落ちもなく、巻き返しが期待できる。