マツノタイガー テンに置かれるのはいつもこと。ただ、前走は行き脚がつかずに、追走で手間取り、スムーズな走りができなかった。今回も雨予報が出ているが、若馬不在の組み合わせで、極端にペースが速くなることはない。上のクラスとの混合戦とはいえ、昨年度はＡ２条件で上位争いしていただけに、このメンバー相手に力で見劣ることはない。デキ落ちもなく、巻き返し可能。

　コウシュハハリアー 前走は息を入れて追走したとはいえ、障害で止まってからも、しっかりと腰を入れてふた腰でまとめており、復調気配を感じさせる内容だった。ただ、詰めて行くと不安が残る状態。特別条件で６９０キロだし、ここも無理せず息を入れての競馬。終いは脚を使えるとはいえ、直線だけでの形勢逆転は難しく、流れが向いたとしても入着が一杯。

　テッチャン 自己条件に戻った前走は、十分に息を入れて追走したにもかかわらず、障害で止まってから腰が入らずに大きく手間取り、９着とひと息に終わった。前走と同じ６９０キロだけに、スムーズな走りができるか心配。もともと夏場を得意にしていない馬。障害にもムラが残る状態で、勝ち負けまでは難しい。良化してこないと手を出せない。