ノエルブラン 前走は障害で止まってから次の腰が入らず手間取る内容。登坂力で勝負したいだけに、今のカカリでは持ち味を生かすことが難しい。脚抜きの悪い馬場もプラスとは言えないし、厳しいレースになる。

　ブラックサファイア 前走は差し届かずの２着も、４３秒７と走破時計は優秀だったし、上々のレースぶり。ここは自己条件の特別戦で７８５キロと一気に増量されるが、気分を良くしている今なら障害で大きく手間取る心配はない。決め脚上位の存在。多少、障害で置かれたとしても、直線で十分挽回が可能な馬。首位争い期待。

　カイセドクター 減量された前走でも障害で止まってからの腰の入りがひと息。障害にムラが残る状態だけに、基礎重量が増加されて７８５キロになるここでスムーズな走りができるかがポイント。一線級不在の組み合わせなら力上位で通る馬。障害次第では勝ち負けに加われる。