スイレンカ テンに置かれる面があるこの馬だけに、端コースの前走はスムーズに流れに乗れず持ち味を生かした走りができなかった。それでも僅差の５着と崩れなかったのはデキの良さを証明するもの。追走で手間取ることなく、持ち味である登坂力を生かせれば勝ち負けが可能な組み合わせ。脚抜きのいい馬場も得意にしており、チャンス十分。

　キンオーザ 近走は課題の障害をひと腰でまとめているが、道中から十分に息を入れて行ったもの。前開催取り止めで今回から１０キロ加増されて６７０キロになるし、ここも無理せず後方からの競馬。ためればそこそこの脚を使えるとはいえ、このメンバー相手に終い一辺倒で勝ち負けとはいかない。うまく流れが向いたとしても、入着が一杯。

　アアモンドブラック Ｂ３クラス昇級後はテンに置かれてしまい行き脚もつかずに後方からの競馬が続いている。障害はひと腰でまとめているのだが、もう少し前で流れに乗れないと持ち味を生かすことが難しい。近走内容からも大きな変わり身は望めない。もう少し良化を待ちたい。