スーパーシンデレラ 世代牝馬限定の近２走は④⑤着と結果は出せなかったが、障害はともにひと腰とこの馬の走りはできていた。今回は昇級の特別戦で厳しい条件。ただ、混合戦だったとはいえ、５走前に差のない２着があるように、通用する力は持っている。登坂力勝負ならヒケを取らないし、終い踏ん張れば前残りが狙える。

　マツノタイガー 前走は障害ひと腰でまとめて直線追い上げて行き、４着と上々の走り。速い脚を欠くだけに、ヒーティングとロータリーハロー掛けの効果で時計のかかる馬場になったのが好走の要因だろう。今回も前走同様特別条件。ペースも遅く、追走で手間取る心配はない。組み合わせ的にもチャンスが十分にある。

　スーパードリーム 前走３着に敗れたとはいえ、走破時計は優秀だったし、レースぶりは良かった。今回は自己条件の特別戦だが、前走から５キロ加増の６９５キロなら大きく崩れる心配はない。重賞後でも疲れはなく、変わらず好調を維持している。ひと押し利けば圏内進出が可能。