ベニサクラ 前走は障害で２度膝を折りスムーズな走りができずにしんがり負け。ここは重賞で６８０キロと一気に増量される。障害巧者だが、前走の内容が精彩を欠くものだっただけに、条件が厳しくなるここでは手を出せない。見送りが賢明。

　スーパーチヨコ 速いペースを追いかける形になった前走でも障害ひと腰。降りてからも最後まで歩き切って今季３勝目を挙げた。以前は直線で転倒するレースが目立ったが、近走は甘さが解消し、安定して力を発揮できるようになった。あとは世代重賞で相手が強化されるだけに、スムーズな走りができるかが鍵。

　マルホンリョウユウ 世代限定特別の前走は障害ひと腰でまとめ直線余裕を持って抜け出しと好内容のレースで完勝。ひと開催間隔を開け、ここに向けてしっかりと調整されており、仕上がりに関しては文句のない状態。世代三冠１戦目のばんえい大賞典を快勝しているように、ここでは力上位の存在。障害は安定しているし、極端に馬場が重くならなければ７２０キロにも対応できる。二冠達成へ。