コウテイ 前走は最後まで逃げた勝ち馬を捉えることはできなかったが、０．４秒差の２着と上々の内容だった。今回は強力な同型不在ですんなり先行可能な組み合わせ。気温が上がって馬場の脚抜きが悪くなり、時計がかかるのは登坂力と持久力で勝負したいこの馬にとってはプラス材料。押し切りが狙える。

　ジェイトップ 今回は昇級の特別戦と条件が厳しくなる。障害は安定しているし、息を入れて追走すれば７４０キロの荷物にも対応が可能。ただ、相手が強化されて、同型が揃っているだけに、この中に入ってこの馬の走りができるか心配。まずはペースに慣れることが先決。

　ニセコヒカル スピードとキレで勝負したいだけに、今の脚抜きの悪い馬場状態ではどうか。前走も息を入れて追走したとはいえ、ひと腰でまとめていたように、大きく崩れる心配はない。ただ、勝ち負けに加わるには馬場と展開の助けが必要。