ニセコヒカル 自己条件に戻っての特別戦。前々走は６着に敗れたとはいえ、勝ち馬からは５．９秒差と大きく負けていない。障害巧者だし、前走から５キロ加増の７２５キロなら再度ひと腰が可能。脚抜きのいい馬場での時計勝負を得意にしている馬。好調を維持しており、前残りに注意。

　オレノタイショウ 近走は障害で止まってからも腰は入れているし、結果ほど内容は悪くない。ただ、極端に速い時計での決着が続いており、勝ち負けに加わるにはひと腰が条件になる。基礎重量の増加にも不安が残る状態。大きくは狙えない。

　ノエルブラン 前走も障害ひと腰でトップ抜け。平場とはいえ、２着馬に直線で一旦前に出られても、差し返し連勝を決めた。末の粘りは増しているし、特別条件で斤量が増加されるここでも直線で大きくバテることはなさそう。持ち前のスピードと登坂力で勝負が可能な組み合わせ。勢いもあり、警戒が必要。