ジェイマーサ 昇級後も課題の障害はひと腰でまとめているが、道中で息を入れて追走したもの。詰めて行くとムラが出る状態。特別条件で６９０キロと増量されているし、無理せず後方からの競馬。ためが利けば終いは脚を使える馬。ただ、直線だけでの形勢逆転は難しく、入着が一杯。

　ジェイファイター 連続５着だが、厳しい展開でも崩れることなく、差のない走りを続けている。この組み合わせならすんなり先行が可能だし、持ち前の登坂力を存分に発揮できる。７００キロの荷物にも不安はなく、障害を早めに抜けて前残りが狙える。

　ホクセイサクランボ 重賞の前走は障害で膝を折り、大きく手間取りしんがり負けも、積極的に動いて勝ちに行った結果だけに仕方がない。道中でためを作れれば修正は可能な馬。昇級の特別戦で条件は厳しくなるが、障害次第では勝ち負けに加わっても不思議はない。注意したい。