ミノルシャープ Ａ１クラスが相手の平場と条件に恵まれたとはいえ、前走は障害ひと腰でまとめ余裕を持って押し切り今季初勝利を挙げた。今回は重賞で８２０キロになるが、二の腰の入りが安定している今なら一気の増量も克服が可能。あとは末の甘さが残るだけに、終い踏ん張り切れるかがポイント。降りてから我慢できれば勝ち負けに加われる。

　インビクタ 特別条件の近２走は障害ひと腰も、今回は重賞で８２０キロと一気に増量される。ばんえいグランプリのように、押っ付けて行くと不安があるし、無理せず息を入れての競馬。相手も強化されており、勝ち負けまでは難しい。

　マツカゼウンカイ 特別条件に戻った近２走は課題の障害をともにひと腰でまとめて①②着と上々のレースぶり。終いは確実に脚を使えるだけに、障害次第では一線級が相手でも差のない走りが可能。ただ、止まると次の腰を入れることが難しいだけに、８２０キロと増量されるここでスムーズな走りができるか心配。