マツカゼウンカイ 息を入れて追走したとはいえ、前走は課題の障害をひと腰でまとめ直線追い上げて行き、２着と上々のレースぶり。ここでも決め脚上位。８００キロだけに、障害がポイント。前走のように、スムーズに抜ければ一発の可能性を秘めている。取消後をひと叩きされてデキは上向いており、注意したい。

　コマサンブラック 前走は行き脚も付き、流れには乗れていたが、障害で置かれてしまい９着とひと息の結果。今回は重賞で増量されてオープンの一線級が相手と条件が厳しくなる。上位争いするには慣れが必要だし、ここは経験を積む場。

　メジロゴーリキ 登坂力と持久力で勝負したいだけに、春先の軽い荷物では持ち味を生かすことが難しい。その上、今季は重賞当日には必ず雨が降り、軽馬場の時計勝負でこの馬には不向きな展開が続いた。相手に恵まれたとはいえ、前走で今季初勝利を挙げて勢いに乗っている。斤量増加はプラス材料。この組み合わせならチャンスが十分にある。