アオノブラック １５キロの賞金ハンデを課せられた前走は無理せず息を入れて行き、障害に重点を置いた走り。ひと腰でまとめており、結果６着もレースぶりは悪くなかった。馬場の脚抜きは良くなるし、８１０キロの荷物にも対応が可能。今季重賞は２戦２勝と負け知らず。あとは昨年度精彩を欠いたように、夏場に弱いところがあるだけに、パドックでの気配には注意したい。

　ヤマトタイコー 崩れていた障害が良化し、徐々に復調気配が窺える。ただ、ここは一気に条件が厳しくなる。７９０キロにも不安が残るし、一線級相手にスムーズな走りができるか心配。この中に入って勝ち負けするにはまだ経験が不足している。

　アアモンドグンシン 前々走で膝を折った障害を前走はひと腰でまとめ直線抜け出しと好内容で完勝。今回は一気に増量されるだけに、障害がポイントだが、前走のカカリは良かったし、脚抜きのいい馬場なら対応しても不思議はない。一線級が相手でも互角にやれる馬。仕上がりも良く、引き続き好勝負可能。